自転車

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夫の親戚のKちゃんが表参道の交差点のマンションに移り住んできた時、家に夫婦でやってきた
奥さんは私よりぐっと若いのだが某企業の企画室で役職に就いて夫に負けないぐらいの収入があるバリバリのキャリアウーマンで
夫が息子のように可愛がる親戚のKちゃんは一級建築士の資格を持ちながら独立せず大手ゼネコンの設計部に勤めるサラリーマンで
独立しない訳は楽だからだそうだ
私はこのエリート夫婦がとっても苦手で特にこの奥様の涼しい目で見つめられると気が萎縮してしまう
私は夫のパラサイト的女房の代表みたいなもので「無能と思われているきっと…」と、キャリアと言うものに怖気づいてしまう
その奥様が「ここならママチャリ範囲…年中来れるわ」と言い放ち、まるで毎日でもやってくるような感じ
私は笑顔が一気に翳り気が塞ぎこんでしまった
所が…一週間過ぎても二週間過ぎても…一か月過ぎてもやってくる気配はなく
「Kちゃん夫婦は来ないわね」と、夫に聞いたら「来るわけないだろう…あの年代が収入が結構あって一番面白い時だろう親戚のおっさんの所なんて煙たくて寄らないよ…来るって言ったのは二人の精一杯のお世辞だよ」と笑った
そして確信したのは交差点の近くにある紀ノ国屋で偶然出会った時に食材を山のように買い込んで「これから友達が来てパーティーなの」と華やいでいて、なるほどって思った
それからも原宿の参道を自転車で疾風のように走ってきて横道に止めると外国の有名ブランドの店に入っていった二人の姿を見かけ「本当だね…」と夫に言った
内心ほっとした私であった…あ~良かった…無能者は内弁慶でクタッとしていたいのだった(*˘︶˘*).。.:*♡

                          019.gif…ほっ

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by time2022 | 2017-02-22 08:35 | 日記

2017年 11年目の海辺暮らしとなりました       黄昏て70才 撮りためた写真でその時思った事、今思う事等を、書き綴っていきますブログ内の写真イラストの使用を禁じます

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