サラダスパゲティー

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キッチンに行ったらスパゲティーがまだ笊に残っていた…
野菜もレタスがボールに山になっていたし、ピューラーで削った人参もまな板の上にのっていた
「これ何?なんか作るの?」とけげんな私に
「足りなかったら違うサラダ作ろうと思って…」…だって
それじゃなくてもテーブルの上にまだまだ食べきれないスパゲティーもサラダも残っていた
「あんなにまだ残ってるじゃない…どうしてこんなに作るのよ、サラダばかり…食べきれないでしょう…」
「家でもパパに馬でも飼ってるのかって言われちゃうのよ…でも、良いよ足りないよりも…ってパパが言うの」
A子は特別悪びれた様子もない
でも、遠路はるばるやってきて私の為にナショナルマーケットできっと高かっただろうスパゲティーのソースや、手作りのハーブのウインナー、グレープフルーツのゼリーを事前に買って持ってきてくれた彼女の思いに感謝して、私は野菜をタッパーに入れて冷蔵庫に入れ、文句を止めにした
A子は友人の中でも特に浮世離れをしていて、結婚して間がない時にご主人の親戚の方が入院をしていてかなり重篤な状態に陥り、いつ何が起きてもおかしくない状態で、持ち回りで付き添いをする事になった時、
A子は自分の順番の日に、高いピンヒールをはいてジャケットを肩にかけて大きなトンボメガネのサングラス(そのころ流行っていた)をして百合の大きな花束を持って病院に行ったらしい
お見舞いに訪れる人にあいさつをしたり、お茶を出したりするA子の風体が顰蹙を買ったらしいし、
百合も香りが強いので看護婦さんに注意をされて持って帰されたらしい
親戚の方は亡くなり葬儀が終わったその後A子のその様が不愉快だったらしく問題になり、ご主人が呼ばれて親戚の集まったその席で頭を深く下げて誤ったらしい
友人の中で一番の常識人のB子が「病人の付き添いに行くのに何でそんな恰好で行くのよ」と言うと
「何で?…普通の格好よ」A子は口を尖らす
「だって相手は亡くなりそうなんでしょう?地味な格好で行くのよ、当たり前じゃないの」B子は諭すように話す
「地味な格好って喪服着て行っちゃあおかしいでしょ?」
「あなた!…」みんなが何て事を言うんだと呆れると「だって喪服みたいになっちゃうでしょ…地味って…」
「そんな事したら…C(ご主人)ちゃんは頭下げるだけじゃ済まないわよ…地味ってわからないの?」B子の声がだんだん低くなる
「だって持ってないもの…黒のスカートに白のブラウス?」
「それも問題よ…グレーとかベージュとか…靴はスニーカーよ…少なくともローヒールよ…あの靴パーティーにだって穿いてくる靴じゃない…何でサングラスなんかしていくのよ」
「だって、ママ(A子の母)が死んでいない時だからおかしくないって言ってたもの」
「親子でおかしいのよ…お宅は…」
A子はプーと膨れて無言になった…が、その時はけっこう参ってる様子だった
しかし、その一件で人の気持ちや、その場を読むことがちょっと疎いのはA子のキャラクターになり、A子でしょ、A子じゃしょうがないみたいに仲間内でも嫁いだ先でも何となく認められてしまった
問題のある天真爛漫さは70歳になろうとする今でもなんら変わらなかった
三つ子の魂は大人になると隠すことは出来ても変わらない
自分の性格を思っても変える事なんかできない…自分と何とか付き合って行くしかない

夜は当然サラダスパゲティー…
テーブルに残った野菜だけで充分作れた、冷蔵庫の野菜はまた明日…残り物サラダとスパゲティーで今日の一品(*˘︶˘*).。.:*♡
それに最近は僅かながら近所付き合いがあるので、何かの時にお返しにしようと買っておいたwine
A子の「シャンパンの方が好き…」と言う言葉を無視して…乾杯069.gif~♥

※ブログに「A子」なる友人が何回も出てきますが同一人物ではありません
 ちょっと自分で気になったもので…☝(๑’ᴗ’๑)

                      037.gifなんか腹立たないの…私も人のこと言えないからね…
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by time2022 | 2016-08-07 07:56 | 日記

2017年 11年目の海辺暮らしとなりました       黄昏て70才 撮りためた写真でその時思った事、今思う事等を、書き綴っていきますブログ内の写真イラストの使用を禁じます

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