無意識の癖

夜中、足元に重みを感じて…重みを守るように、そっと足をずらした…
足元に丸まって寝てる猫をベッドから落とさないように…猫と暮らしたあの頃の癖がまだ残ってる…
そして、ちゃんと寝る時は布団に潜り込んできて私の懐の中で私の腕を枕に寝に入るのである
今でも、寝る形としてオードリーの春日ではないが“私の此処空いてますよ”状態で無意識に寝ている…

我が猫と出会ったのは、夜六本木で数人の友人と歩いている時、酔っ払いが私に何かを投げつけてきた
とっさ受け止めたのが生後まだ間が無い我が猫だった
この話は以前も書いたが、一人暮らしでまだ若く外出が多くて猫の面倒などとても見れる環境に無かったが…目に白い膜の張っためくら猫でとても六本木の繁華街で生きていけそうになかった
猫も震えながら爪を立てて、私にしがみ付き…あ~連れて帰ったらまずいぞ…大変な事になるぞと思いつつ連れ帰ってしまった
夜中中震えていて、お医者さまに診ていただくと「目も見えないし、誰かに蹴飛ばされたのかな?…背骨も曲がっていて多分痛いはず…状態が悪く生きても数日かも知れない…可哀想だから安楽死させてあげた方が良いかも…」と言われた
私の猫じゃないし命の判断なんてとてもできないと思い、僅かな命なら私が看取ってあげようかと家に連れ帰ったのが運の付き…十年あまりの長い付き合いの始まりになった
一生見えないと言われた眼の白い膜もあれよあれよと取れて、確かにジャンプ力は無かったがカーテンの隙間から動くものに飛びついて、あの萎れて震えていた猫が元気いっぱいの可愛らしい猫へと変って行った
出版社に勤める友人の担当するページにも出演させてもらったりした
目の膜が取れた時私が居たので、あの鳥の習性ではないが私への依存度が凄く、めちゃめちゃ甘やかしていたので
「あれ?猫ってこんなにベタベタ人に甘えるんだった?もっと気ままなんじゃないの…それが猫の魅力ってものでしょう」と、友人たちにからかわれた
普通はペットとの関係は親子関係に擬人化されるが、私と猫の関係は姉弟関係のようで、
「これは姉ねの、お前のはこれ…」と言うように未熟者同士の同居生活のようで、私は自分の事を姉ね、お姉ちゃん、と呼んでままごとのように寄り添い暮らしていた
何十年も前に亡くした猫を今も思い夢に見たりする、イラストに登場させてはあの頃に思いを馳せたりしている…
今も足にすり寄る猫を感じたりする
今も暮らしの中に猫がいる…猫を愛でる癖が続いている…
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by time2022 | 2016-02-04 07:43 | 日記

2017年 11年目の海辺暮らしとなりました       黄昏て70才 撮りためた写真でその時思った事、今思う事等を、書き綴っていきますブログ内の写真イラストの使用を禁じます

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