父の事

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父が亡くなってからも蟠りを持ち続け、父を嫌い続けた、
夫に諭され「うん…もう言わない…」とだんだん口にしなくなった
父と私の葛藤を知ってる友人なんかと父の話が出ても
「もう死んじゃったし…不思議ね…恨みなんか無くなっちゃった  仏様になっちゃったし…」と父の話を遠ざけるようになっていた
それでも、心の中の嫌悪は消えず、母の話になると母を想うあまり、母へ暴力を振るった父への怒りが又、燃え盛ったりしていた

夫を亡くしてから、夫に語りかけるように想いを辿ってる事が多く
その時思った事、今思う事等を書いてみようとブログを始め、
父の事を書こうと日常の事や、出来事をボーっと思い起こしていると…
小学生の頃は別として、大人になるにつれて父と顔を合わせる事が無くなって行った
父の車の音が聞こえるとさっと自分の部屋に入り、廊下で顔を合わせてもそっぽを向いて無視した
叩けば叩くほど私の心が父から離れていくことを感じた父は、父も無関心を装い、長い冷戦状態が続いていた
母は私をかばう事で精一杯で、大変な心労だったと思う
ところが今、パソコンを前にして
しみじみ父と向き合ってみると、多分ストレスの多い仕事だったのでジレンマなど抱えていたのだろうかなど、今まで思いもしなかったことを思ったりした
いざ書き出し、感情に任せて書き過ぎてはいけないと、かなり冷静に言葉を選びながら書いているうちに
夫の言ってた「おまえに無視されて、親父っさんは淋しかっただろうなあ…」と言う言葉を思い出し、父の孤独や寂しさを感じたりするようになった
ちょくちょく父の話を書いてるうちに最近懐かしい情のようなものをを感じるようになった
恐ろしく厳しい不器用な父と、対応しきれない優しい母と、我儘なのに弱虫の娘の関係が見えてくる
察して欲しいところが察しあえない人間の愚かさのようなものを感じ、最も悪い形でぶつかり合ったように思えてくる
この年になって、最近父に対して…心の中に微妙な変化を感じる…
はじめて理解してみようと向き合い思いを巡らしたりしてみる時がある…でも…。◔‸◔。
父を許すって、母を裏切るような気がしてた、しかし…考えてみたら母はとっくに父を認めていたのかも知れない
父の臨終の後身内のもので父の身体を拭いたのだが、
母が「お父さん…お父さん」と語りかける様に愛しげに(私にはそう見えた…)父の身体を拭いていた母を見て、
或る意味衝撃的な光景で、後々夢に見るほどだった

処しきれない自分の感情は文字に書いてみる…それ、良いかも知れない
冷静になって自分の至らなさが垣間見えて…優しい気持ちで感じる事ができる…かも知れない


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by time2022 | 2015-02-16 07:30 | 日記

2017年 11年目の海辺暮らしとなりました       黄昏て70才 撮りためた写真でその時思った事、今思う事等を、書き綴っていきますブログ内の写真イラストの使用を禁じます

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