父…遠い記憶

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父に抱かれたり、あやされた記憶はほとんどない…が

自ら父の布団に潜り込んで行った一片の遠い記憶がある
寒い朝、母とともに布団を抜け出してその寒さに震えあがり、
炬燵の炭をおこしたり朝餉の支度に忙しい母に纏わりついて
「何で起きてくるの!そんな寝間着姿で風邪でも引いたらどうするの…まだ寝てなさい!」と追いやられた
私は母の抜けたさめた布団に戻らず
躊躇なく父の部屋に行きまだ寝ている父の布団に潜り込み、その暖かさに再び寝てしまった
目覚めると父の胸の中で寝ていた私は頭に添えられていた父の手を解き布団を抜け出すと
温まった居間の炬燵に潜り込んで母に着替えをしてもらうのを待っていた…そんな記憶がある
まもなく起きてきた父は時間に追われ、早々に朝食を済ませ出かけて行った
あの時父は布団に潜り込んできた幼い娘を追い立てるのが忍びなく、寝かせていたのかも知れないと
最近ふっと思うのであった

今日は父の日…何か父の好物でも作ろうかと思い立った
今まで義務のイベントでしかなかったが…
父は何が好きだったんだろうと…目覚めのベットの中でぼんやり考えていた


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by time2022 | 2014-06-16 07:24 | 日記

2017年 11年目の海辺暮らしとなりました       黄昏て70才 撮りためた写真でその時思った事、今思う事等を、書き綴っていきますブログ内の写真イラストの使用を禁じます


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