おろし納豆のパスタ

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何故おろし納豆か…
生卵が弱いので、あの濃厚なとろりとした生卵の入った納豆が食べられない…
おろし納豆を食べた時…あ!~☀これ…卵の入った納豆に似てる…と気付いて以来
おろし納豆!!!๑→ܫ←p~♥
友人に言わせると私の好き嫌いの薀蓄は聞いていられない、勝手にやって…らしい

ところが、私はこの好き嫌いに助けられたことがあり、好き嫌いも満更じゃないと思う事があった
私が年頃になった頃、近所に茶道やお料理をご自分の家で教えて下さるお婆さまがいらした
家には立派なお茶室があった
近所の娘たちがみんな通っていた
母は“通わせませんか…”と何度かお誘いがあったので私に行くように言った
これ以上お返事しないのは失礼よと暗に命令に近かった
でも、その頃はもう結構反発精神旺盛で
「ごきげんよう…ごめんあそばせ」なんてチャンチャラ可笑しいと、生意気盛りでなかなか訪ねなかったが…
街でばったり会って直に誘いを受けると「ぜひお伺いします…」と答えてしまう軟弱さで…行く事になってしまった

お訊ねすると、もう結婚が真近いみたいな花嫁修業のお嬢様達で、私は際だって若かった
何で来なくちゃいけないんだろうと思いながら母の事をたてるつもりで通っていた
ところがこの時に、行きたくない私を救ったのが、私の好き嫌いであった。◔‿◔。
悉く生き物系の高級食材が食べられない私は作ったものを食べれない事が多く…
まもなく決定的に“料理が無理事件”を起こした
ある日、料理の名前は忘れたが、
お水の中に生きている泥鰌を離し、火にかけ熱くなってきたところに冷たいお豆腐を入れると泥鰌が逃げ込みそのまま煮込むと言う(残酷な?)料理に目眩を起こし、気持ちが悪くなって奥の和室で休むと言う緊急事態を起こしたのだ

江戸時代からあるお料理で日本の伝統的な料理らしい(確かではない…?)
日本の食文化に文句はないが…私の食の好みには合わなかったという事で…
用意された食材のボールの中にあの滑っとした顔が蠢めいてるのを見つけ、嫌~な予感がしていた
迎えにきた母に「少し早ようございましたかしら…」と申し訳なさそうにお婆さまは無理だと悟ったようであった

私はお婆さまの世界から解放されて、禁じられていたマニュキュアを付けて伸び伸びと青春を謳歌したのでありました
あの時はまだ子供で凛としたお婆さまの日本古来の美しい佇まいに気付く事ができずに
今同じような年齢になってあのお方がどんなに美しく年を取られていたか今更に惜しむように思い出すのでありました


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by time2022 | 2014-06-11 05:30 | 日記

2017年 11年目の海辺暮らしとなりました       黄昏て70才 撮りためた写真でその時思った事、今思う事等を、書き綴っていきますブログ内の写真イラストの使用を禁じます


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